スタート時刻前に、スタートライン前に車両が並び始めます。
スタートラインを通過後、まず最初に目指すはオドメーターチェックポイント(OD or MCP)です。ODまでコマ図を頼りに走行します。
コマ図は、自車が曲がるべき地点の交差点を書き連ねたものです。区間走行途中に交差点が出てきた場合では、道なりに走行し通り過ぎます。
コマ図に書かれた区間地点を頼りに走行するため、ラリコンの“MAP”スクリーンの値をコマ図ごとにリセットします。
オドメーターチェックポイントとは、自車と、問題を作成した車との走行距離の誤差を計算するために設けられたポイントです(到着チェックはされません)どのラリーでもスタート地点から第1チェックポイントまでの間に一か所あります。受付で渡された問題集には、スタートからODまでの距離、ODまで○○分で走行せよとの記述が必ずあります。ODでは早遅着は関係ありません。指定された時刻までに早めに到着し、ラリコンのOD処理を完了させましょう。
アベレージラリーでは、問題集で指示されたパスコントロール地点にて、指定された速度に変更します。
チェックポイント(CP)は何の前触れもなく現れます。いつCPが現れても大丈夫なように、常にラリコンの“FINAL TIME”スクリーンの数値を0に近づけるように走行しておきましょう。
ラリーはチェック区間ごとの走破時刻を競います。すなわち、各チェックポイント通過後は、すべてがリセットされます。
これまで大幅に遅れていたとしても、通過後は一新、1からやり直すことができます。いわば第2試合開始です。
PC通過、CP通過を繰り返していくと、最後にファイナルチェックポイント(FCP)が見えてきます。ゴール地点でも今までのCP通過と同様の作業を行ってください。
時々、申告チェックの場合があります。申告チェックは、ゴールライン通過時刻をこちらから申告した時刻でチェックカードを書いてもらえます。
ゴール後、チェック受付を済ませると、計算表を渡されます。
計算表では、各チェックポイントで受け取ってきたチェックカードを順番に貼りつけ、各チェック間の走行時間を自分で計算して記入します。
記入後は、受付へ計算表や返却物を返却し、結果発表、表彰式まで待ちましょう。
※計算表での計算間違いに注意しましょう、間違い1つにつき1点減点されます。
暫定結果が発表され、車検、抗議、採点等で問題が無ければ、表彰式で正式結果が発表されます。優勝者には豪華な章典が用意されています。
もし、ナビが車酔いをしてグダグダなラリーになってしまった場合でも、表彰式で特別賞がある場合がありますので、最後まで期待しましょう。
以上がアベレージラリーの流れとなります。興味が湧かれた方は、是非参加してみてください。